【1月15日 AFP】往年の米ハリウッド女優、ザ・ザ・ガボール(Zsa Zsa Gabor)さん(93)が14日、米ロサンゼルス(Los Angeles)のロナルド・レーガンUCLA医療センター(Ronald Reagan UCLA Medical Center)で右脚をひざの上から切断する手術を受けた。

 前年から入退院を繰り返しているガボールさんは、今月初めに感染症で入院して抗生物質の投与を受けていたが、感染が骨にも広がったため、医師らが脚の切断を決めた。医師らは、手術は成功したが、容体を注意深く見守るとしている。

 夫のフレデリック・フォン・アンハルト(Frederic von Anhalt)さんによると、ガボールさんは回復室に移され、目を開けてアンハルトさんを見て少し笑顔を見せたという。

 しかしガボールさんは脚を切断されたことをまだ知らない。医師団がガボールさんの血圧が上がるのを恐れているため、アンハルトさんは手術したことをまだ話していないという。医師団は、手術後3~4日経ってから本人も脚を切断したことに気付き始めるとしており、アンハルトさんはその時に伝えるつもりだとしている。(c)AFP/Michael Thurston