【1月15日 AFP】サウジアラビア政府は15日、政府に抗議するデモ隊と治安部隊との衝突が拡大したチュニジアから国外に逃亡したジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)大統領(74)とその家族を受け入れたと発表した。

 国営サウジ通信(SPA)が報じた政府の声明によると、ベンアリ大統領一家は14日にチュニジアを出国し、15日未明にサウジアラビアに到着した。23年にわたるチュニジアの独裁体制にピリオドが打たれた。

 チュニジアの暫定大統領はモハメド・ガンヌーシ(Mohamed Ghannouchi)首相が務める。(c)AFP