【1月5日 AFP】世界最大級の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(Consumer Electronics ShowCES)」開幕を6日に控えた米ラスベガス(Las Vegas)で4日、中国のパソコンメーカー、レノボ(Lenovo)がノートPC「IdeaPad U1 Hybrid」を発表した。

 プロセッサーは米インテル(Intel)製、OSはマイクロソフト(Microsoft)のウィンドウズ7(Windows 7)だが、本体からディスプレーが外れるようになっている。外したディスプレーはタブレットPC「LePad」として使用できる。

 LePadになると、プロセッサーは米半導体大手クアルコム(Qualcomm)の「スナップドラゴン(Snapdragon)」、OSはグーグル(Google)のアンドロイド(Android)になる。

 LePadは10.1インチのカラーディスプレーを搭載し、重量は1キロ以下で、3G回線でインターネットに接続する。前面にビデオチャット用のカメラがあり、バッテリー駆動時間は最長8時間。

 IdeaPad U1は中国で3月末までに発売され、価格は、8888元(約11万円)。LePadだけなら3499元(約4万3000円)。米国発売は、次世代アンドロイドがタブレットPCで使えるようになった後となる。(c)AFP