ロス沖に奇妙な飛行機雲、ミサイル発射の跡か 米国防総省は否定
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【11月10日 AFP】米カリフォルニア(California)州西岸沖で8日夕方、ミサイルが打ち上げられた跡のような飛行機雲が目撃された。
地元テレビKCBSがとらえた映像では、ロサンゼルス(Los Angeles)西方沖で、海面近くから上空に弧を描くように伸びていく雲がとらえられており、何者かがミサイルを発射したのではないかとの憶測が飛び交っている。
これに対し米国防総省および米軍は9日、外国の軍隊がミサイルを発射した形跡はないと発表した。
米北方軍司令部と北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、「現時点で確認できていることは、わが国への脅威となるものではなく、あらゆる状況から判断しても外国軍によるミサイル発射ではない」と説明した。
国防総省は、現在、詳細を調査中だと説明。国防総省のデービッド・ラパン(David Lapan)報道官は、ミサイルを発射する可能性を持つ傘下の省庁や軍関連機関からは、今回の「ミサイル雲」には全く関与していないとの報告があったと語った。
一方、さまざまな飛行機雲に関する陰謀説を検証するウェブサイト「ContrailScience.com」は、航空機が接近するとき、水平な飛行機雲が残るが、これが地上や海面から垂直に残るとミサイル発射雲のように見えることがあると説明しており、今回の飛行機雲も、こうした目の錯覚ではないかとの見方を示している。(c)AFP
地元テレビKCBSがとらえた映像では、ロサンゼルス(Los Angeles)西方沖で、海面近くから上空に弧を描くように伸びていく雲がとらえられており、何者かがミサイルを発射したのではないかとの憶測が飛び交っている。
これに対し米国防総省および米軍は9日、外国の軍隊がミサイルを発射した形跡はないと発表した。
米北方軍司令部と北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、「現時点で確認できていることは、わが国への脅威となるものではなく、あらゆる状況から判断しても外国軍によるミサイル発射ではない」と説明した。
国防総省は、現在、詳細を調査中だと説明。国防総省のデービッド・ラパン(David Lapan)報道官は、ミサイルを発射する可能性を持つ傘下の省庁や軍関連機関からは、今回の「ミサイル雲」には全く関与していないとの報告があったと語った。
一方、さまざまな飛行機雲に関する陰謀説を検証するウェブサイト「ContrailScience.com」は、航空機が接近するとき、水平な飛行機雲が残るが、これが地上や海面から垂直に残るとミサイル発射雲のように見えることがあると説明しており、今回の飛行機雲も、こうした目の錯覚ではないかとの見方を示している。(c)AFP