【8月18日 AFP】イラク首都バグダッド(Baghdad)中心部で17日午前、混雑した新兵募集施設で自爆攻撃があり、59人が死亡、100人以上が負傷した。ことし最悪の死者数で、バグダッド治安当局は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の犯行とみている。

 イスラム教の「ラマダン(断食月)」に入ってからイラクでは各地で銃撃や爆弾攻撃が相次いでいる。同国では駐留米軍が数千人規模の部隊撤退を開始しており、また、前日には新政権発足を目指した連立協議が中断されたばかりだった。

 爆発があったのはバグダッドのBaab al-Muatham地区にある元国防省ビルを使用した地区治安司令部。同日は約1週間に及んだ募集の最終日で、内務省高官によると、死傷者の大半は新兵の志願者たちだった。また、施設を警備する軍兵士も爆発に巻き込まれた。バグダッドの遺体安置所関係者によると死者は59人。また現場付近の病院には、負傷者125人が搬送された。

 イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相はこの事件の徹底調査を命じた。(c)AFP/Ammar Karim