【7月25日 AFP】サッカーブラジル代表の次期監督にコリンチャンス(Corinthians)を指揮するマノ・メネゼス(Mano Menezes)氏が就任することが24日、分かった。

 ブラジルサッカー連盟(Brazilian Football Confederation、CBF)はフルミネンセ(Fluminense)のムリシー・ラマーリョ(Muricy Ramalho)監督に就任を要請していたが、契約が残っていることを理由にクラブ側が放出を拒んだため、候補の1人だったメネゼス氏に方向転換していた。

 メネゼス氏は同日、サンパウロ(Sao Paulo)で会見し、正式に要請を受けることを明かしている。

 メネゼス氏は2007年、グレミオ(Gremio)を率いてリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)で準優勝。2008年にはコリンチャンスの指揮官となり2部にいたチームを昇格させ、2009年にはブラジル杯(Copa do Brasil)でチームを優勝に導いた。

 W杯で5度の優勝を誇るブラジルは、2010年南アフリカ大会(2010 World Cup)でオランダに敗れて準々決勝で敗退し、ドゥンガ(Dunga)監督が解任されていた。(c)AFP

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