【5月31日 AFP】全仏オープンテニス2010(French Open 2010)は30日、女子シングルス3回戦と4回戦が行われ、第2シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)が第19シードのナディア・ペトロワ(Nadia Petrova、ロシア)に敗れた。

 2002年大会で準優勝したヴィーナス・ウィリアムスは、4回戦でペトロワに4-6、3-6で敗れた。ペトロワは準々決勝で第5シードのエレナ・デメンティエワ(Elena Dementieva、ロシア)と対戦する。

 2004年大会で準優勝したデメンティエワは同日、シャネル・シーパーズ(Chanelle Scheepers、南アフリカ)との4回戦を6-1、6-3で制し、8強入りを果している。

 第3シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は、第14シードのフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta、イタリア)との3時間に及ぶ接戦を7-6、6-7、6-2で制して準々決勝に進んだ。

 3回戦で前年覇者のスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)を破ったマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko、ロシア)は、第17シードのフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)に4-6、4-6で敗れた。

 第22シードのジュスティーヌ・エナン(Justine Henin、ベルギー)は、第12シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を6-2、3-6、6-3で破り、4回戦に進んだ。同試合は前日、第2セットを終えてサスペンデッドとなっていた。

 同大会での連勝を24に伸ばしたエナンは、準々決勝進出を懸けて4回戦で第7シードのサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)と対戦する。(c)AFP/Tom Williams