【12月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の次女サーシャ(Sasha)さん(8)は22日、質問に答えて「去年より飛行機に乗るのが楽」と述べ、パパの仕事上の特権について、かなり気に入ってる様子をみせた。

 家族とハワイで過ごすクリスマス休暇に向けてオバマ大統領が準備を進めるなか、長女マリア(Malia)さん(11)とサーシャさんは、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)夫人と、ワシントンD.C.(Washington D.C.)の小児科医院、チルドレンズ・ナショナル・メディカルセンター(Children's National Medical Center)を訪問した。

 ある子どもがサーシャさんに「今年のクリスマスは、これまでと比べてどう違う?」と質問。サーシャさんは「去年より、飛行機に乗るのが楽になる」と答え、周囲の笑いを誘った。

 オバマ一家は1月の大統領就任以降、ボーイング747型(Boeing 747)機を2機、専用機として自由に使用している。これらの専用機は豪華な内装がほどこされており、米大統領が搭乗している際は「エアフォースワン(Air Force One)」と呼ばれる。

 ミシェル夫人は、車いすに乗った子どもたちなど約200人の前で、「子どもが生まれる前から毎年、わたしたちはハワイを訪問していたの。大統領の出身地だから」と語った。「だからこっちでやることが全部終わったら、すぐに行くつもり」

 ある子どもが、ミシェル夫人と娘たちがオバマ大統領に贈るクリスマスプレゼントについて質問したが、ミシェル夫人は「それは教えられないわ」と応じ、娘たちに「言っちゃダメよ。どんな種類かについてだけ答えるの」と忠告した。

 ミシェル夫人は、クリスマスプレゼントがスポーツに関連したものになるかもしれないと述べ、サーシャさんは「パパが好きなものよ」とヒントを出した。

 また、ミシェル夫人と娘たちは、ホワイトハウス(White House)内には26本ものクリスマスツリーがあることを明かした。

「でもね、残念なことに、全部のツリーの下にプレゼントがあるわけじゃないの」とマリアさん。(c)AFP