「夜の営みの声」で訴えられた女性、反社会性を認める
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【12月16日 AFP】英イングランド北東部のニューカッスル刑事法院(Newcastle Crown Court)で15日、「夜の営み」の声が大きいとして訴えられた女性の裁判が行われ、女性は一審で出されていた反社会的行動禁止命令を「騒々しいセックス」により破っていたことを認めた。
キャロライン・カートライト(Caroline Cartwright)被告とスティーブ・カートライト(Steve Cartwright)被告夫妻は、一審で、「大音量で叫んだり、わめいたり、声を出すことは法で定められた迷惑行為にあたる」として、そのような声を出すことを禁じる反社会的行動禁止命令を受けていた。
キャロライン被告は同日の法廷で、4月に3回ほど、命令を破っていたことを認めた。
前月10日の法廷では、夫婦の「夜の営み」の音声が10分間にわたり流された。これは地元議会が夫妻が住むアパートの隣人宅に設置した装置で録音したもので、声の大きさは30~40デシベル、最大で47デシベルに達することもあったという。これは、同じ部屋の中で会話したときの大きさに匹敵する。
隣人によると、問題の声は「不自然」で「2人とも相当の苦痛に耐えている」かのようだったという。地元議会の環境健康問題担当責任者らによると、「ヒステリックでほとんど絶え間なく叫んでいる」ようだったといい、隣人だけでなく、通行人や郵便配達人からも苦情が寄せられていた。(c)AFP