チェコ大統領、リスボン条約に署名 来月発効へ
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【11月4日 AFP】チェコのバツラフ・クラウス(Vaclav Klaus)大統領は3日、欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約(Lisbon Treaty)」の批准書への署名を行った。加盟国中唯一批准を行っていなかったチェコが手続きを完了したことにより、リスボン条約は12月1日に発効する見通しとなった。
クラウス大統領は欧州統合に非常に懐疑的で批准手続きを遅らせていたが、チェコの憲法裁判所が同条約の合憲判断を下したことから署名を行った。ただ、署名後も、「リスボン条約の合憲性は確認されはしたが、その中身については同意できない。チェコは主権国家ではなくなってしまう」と記者団に語り、批判的な姿勢を示している。
リスボン条約は、2004年のチェコなど旧共産圏諸国の加盟により、加盟国がそれまでの約2倍の27か国に増えたEUの運営を円滑にする目的で制定された。批准手続きが遅れていたことで、10月末で任期が切れた欧州委員会(European Commission)の業務に支障をきたし、新設されるEU大統領などの選任手続きがストップしていた。(c)AFP/Jan Flemr
クラウス大統領は欧州統合に非常に懐疑的で批准手続きを遅らせていたが、チェコの憲法裁判所が同条約の合憲判断を下したことから署名を行った。ただ、署名後も、「リスボン条約の合憲性は確認されはしたが、その中身については同意できない。チェコは主権国家ではなくなってしまう」と記者団に語り、批判的な姿勢を示している。
リスボン条約は、2004年のチェコなど旧共産圏諸国の加盟により、加盟国がそれまでの約2倍の27か国に増えたEUの運営を円滑にする目的で制定された。批准手続きが遅れていたことで、10月末で任期が切れた欧州委員会(European Commission)の業務に支障をきたし、新設されるEU大統領などの選任手続きがストップしていた。(c)AFP/Jan Flemr