南ワジリスタンの掃討作戦で武装勢力60人死亡、パキスタン
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【10月19日 AFP】パキスタン北西部南ワジリスタン(South Waziristan)地区での掃討作戦2日目の18日、タリバン(Taliban)系武装勢力の激しい抵抗のなか戦闘は続いた。パキスタン軍は同日、武装勢力60人を殺害し、軍の犠牲者は6人になったと発表した。
山岳森林地帯のSharwangi地区では重武装のタリバン戦闘員が激しく抵抗し、軍は武装勢力の拠点に空爆を行った。作戦地域は外部から隔絶されているため、死者数を独自に確認することはできない。
パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)の戦闘員は南ワジリスタンに1万~1万2000人、パキスタンの部族地域全体では最大で2万5000人いると推定されている。
国連難民高等弁務官事務所(Office of UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)によると、8月以降、南ワジリスタンから10万人を超える住民が戦闘を逃れて脱出している。(c)AFP
山岳森林地帯のSharwangi地区では重武装のタリバン戦闘員が激しく抵抗し、軍は武装勢力の拠点に空爆を行った。作戦地域は外部から隔絶されているため、死者数を独自に確認することはできない。
パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)の戦闘員は南ワジリスタンに1万~1万2000人、パキスタンの部族地域全体では最大で2万5000人いると推定されている。
国連難民高等弁務官事務所(Office of UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)によると、8月以降、南ワジリスタンから10万人を超える住民が戦闘を逃れて脱出している。(c)AFP