【8月29日 AFP】(写真追加、記事更新)陸上、ゴールデン・リーグ2009(AF Golden League 2009)第5戦チューリヒ大会(Weltklasse Zurich)女子棒高跳び。ロシアのエレーナ・イシンバエワ(Yelena Isinbayeva)が、自身が北京五輪で樹立した世界記録(5メートル05)を更新する5メートル06の世界新記録で優勝した。

 悲惨な結果に終わった第12回世界陸上ベルリン大会(12th IAAF World Championships in Athletics Berlin)を経て世界新記録を樹立したイシンバエワが、女子棒高跳びの頂点に帰ってきた。

 イシンバエワは先日閉幕したばかりの世界陸上の決勝で3度の試技すべてに失敗し、金メダルはライバルのアンナ・ロゴフスカ(Anna Rogowska、ポーランド)が獲得した。

 イシンバエワは「今ではベルリンで負けた理由が分かる。この驚くべき結果を残すことでね。夢のよう。信じられない。最初にコーチのビタリ・ペトロフ(Vitaly Petrov)に感謝したい。ベルリンのことがあった後、彼は最高のアドバイスをしてくれた。他にも私を信頼し、心配ない、誰でも負けることはあると言ってくれた人がいた。今日(28日)の競技の際、プレッシャーを一切感じなかったのは興味深いこと。調子が良いことは分かっていたし、この世界記録は私がこの世界で高いジャンプができることを裏付けている」と語っている。

 2009シーズン終了まで残り3大会に出場するイシンバエワは、世界陸上では「自信過剰」であったことを認めている。

 世界陸上で3連覇を目指していたイシンバエワは、決勝では本来の自分らしさを失い、1回目の試技で4メートル75に失敗すると、続く2、3回目の試技では4メートル80をクリアすることができなかったが、チューリヒ大会では好調ぶりを見せ、わずか3回の跳躍で世界新記録を樹立した。(c)AFP

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