【4月22日 MODE PRESS】東京・新宿の文化学園で21日に開催された、第83回「装苑賞」の公開審査会で見事装苑賞を受賞したのは、高橋悠介（Yusuke Takahashi）だった。

　テーマは「Blobitecture Form」。フランク・ゲーリー（Frank Gehry）やザハ・ハディド（Zaha Hadid）などの建築からインスパイアされた作品は、身体を包み込むような有機的なフォルムが印象的。洋服の構造に興味があったという高橋は、モダニズム建築に対する反発を建築と服の関係のなかで表現したかったという。独特のフォルムを表現するにあたっては、糸からプログラミングした混紡でホールガーメントの手法を使い、シームレスニットに仕上げた。作品の完成度の高さに、審査員たちも全員一致で装苑賞受賞となった。（c）MODE PRESS

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