【3月16日 AFP】イエメン南東部のシバーム(Shibam)の観光スポットで15日爆発があり、地元治安当局によると4人が死亡、4人が負傷した。死亡した4人は韓国人観光客だった。

 爆発があったのは市街を見下ろす観光スポットなっている丘で、観光客らが夕日の写真を撮影していたときに爆発が起きた。治安当局は事前に仕掛けられた爆弾によるものとみて捜査を行っている。

 首都サヌア(Sanaa)の南東800キロに位置するシバームは、泥で作られた高層建築が建ち並ぶ「古代都市群」が国連教育科学文化機関(ユネスコ、United Nations Educational, Scientific and Cultural OrganizationUNESCO)の世界遺産(World Heritage Site)に登録された観光客に人気の都市で「砂漠のマンハッタン」の異名を持つ。(c)AFP