【11月18日 AFP】フランスでイスラム教徒の夫が、妻が処女でなかったことを理由に婚姻無効を訴えていた裁判で控訴院は17日、結婚を無効とした一審判決を覆した。夫側の弁護士が述べた。

 4月に婚姻無効との判決が出されていたが、世論などの反発が強まったことから、当事者同士の望みに反し、政府が見直しを命じていた。

 この夫婦は2006年7月に民事婚したが、妻が処女でないことを知った夫は婚姻の無効を求めていた。妻は婚前交渉を認め、婚姻無効を受け入れていた。(c)AFP