停電で「ベビーブーム」、出生数が44%増加 オランダ
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【10月29日 AFP】オランダ東部の町マースドリエル(Maasdriel)で、9か月前に発生した2日間にわたる停電で、出生数が44%も増加していたことが明らかになった。地元当局者が28日、語った。
マースドリエルでは前年12月、ヘリコプターが高圧電線を切断する事故があり、町を構成する9つの村への電力供給がストップした。停電は50時間も続き、住民2万3000人が暗闇で2晩過ごすことになった。
町の広報担当者はAFPに対し、停電当時は真冬だったため、ほかの町に避難した住民もいたが、「なかには『互いに暖めあった』住民もいたようだ」と語った。
マースドリエルの2008年9月の出生数は26人で、前年の18人から44%も増加していたという。
広報担当者は、町の人口が増加することは歓迎すべきことだが、「そのために停電を起こすようなことはありませんよ」と語った。(c)AFP
マースドリエルでは前年12月、ヘリコプターが高圧電線を切断する事故があり、町を構成する9つの村への電力供給がストップした。停電は50時間も続き、住民2万3000人が暗闇で2晩過ごすことになった。
町の広報担当者はAFPに対し、停電当時は真冬だったため、ほかの町に避難した住民もいたが、「なかには『互いに暖めあった』住民もいたようだ」と語った。
マースドリエルの2008年9月の出生数は26人で、前年の18人から44%も増加していたという。
広報担当者は、町の人口が増加することは歓迎すべきことだが、「そのために停電を起こすようなことはありませんよ」と語った。(c)AFP