【10月2日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区のヒマラヤ高峰クーラカンリ(Kula Kangri、7538メートル)登頂を目指していた日本人登山隊が雪崩に巻き込まれ、隊員3人が死亡した。同登山隊の高橋和弘(Kazuhiro Takahashi)隊長が2日、明らかにした。

 死亡したのは、中村進(Susumu Nakamura)さん(62)、加藤慶信(Yoshinobu Kato)さん(32)と有村哲史(Satoshi Arimura)さん(27)の3人。カメラマンの中村さんは、日本人で初めて北極点、南極点、エベレストの3極制覇に成功し、1988年にはエベレスト頂上からテレビ中継を行っている。

 高橋隊長によると、登山隊は7人構成で、クーラカンリの主峰や中央峰、東峰の縦走を目指して前月20日に登山を開始。その後、先行していた3人からの連絡が1日になって途絶えたため、他の隊員が捜索を続けていたところ、6000メートル付近で雪に埋まった状態で死亡している3人を発見したという。

 チベット自治区に位置するとされるクーラカンリだが、ブータンの人々も同国の最高峰と主張している。
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