【アーティマージュ】
日本のJ-POPシーンにダンスミュージックというジャンルを普及させた3人組のダンスミュージックユニット「m-flo」の元メンバーの女性シンガー・ソングライターLISAがヨーロッパ No.1の最大級の楽園、イビザ島(スペイン)で日本人としてはかなり珍しい「LIVE」を敢行しました。※日本人DJは何度かDJ経験あり
日程は2008年9月9日夜。
会場はイビザ島の最大級のクラブ「エルディヴィーノ」。2,000人以上の観客を収容できる名門クラブです。
スペイン本島、イギリス、ドイツ、フランスなどヨーロッパ各国からイビザ島に集まった人々で埋め尽くされた会場は、日本人女性DJ Yummy(House Nation)が約1時間のDJプレイで会場を盛り上げた後、26:45頃LISAがステージに登場。まず1曲目は先月発売されたミニアルバム『got that fever』のリード曲「Leave」を披露。イビザ島のクラブではDJプレイが主流で、LIVEという物自体珍しいので観客は一瞬戸惑いを見せつつも最新エレクトロな楽曲「Leave」ですぐ歓声が上がり、観客はステージの方向を見ながら2,000人ダンス状態で、一気に会場のボルテージは最高潮に、、、、、。
2曲目の「other side of now」を歌い終わり、3曲目の「The Sign」に入るときになんと機材トラブルで音が鳴らない状態に、、、、、。
観客からは「早く次ぎの曲を!!!」などの声が上がったが、ここは長年のキャリアの持ち主のさすがなLISA!スペイン語のMCで観客を和ませ、笑いをおこしなかなか復活しなかった機材トラブルでも会場のテンションを無事にキープ!
最後の曲「crave」ではLISAのコールアンドレスポンス(アーティストと観客との声援のやりとり)がより観客を盛り上げ、LISAと観客全体が一体化し、熱い声援を送られながらLISAは終了。観客からスタッフに「あのアーティストはなんという名前ですか?」「この時間を共有できて本当に嬉しい」などの意見が寄せられた。
イビザ島のパーティーシーズンは9月で終了するが、来年またLIVEが行えるように期待がふくらむ。

■ イビザ島・説明
西地中海の要所にあるため、古来よりローマ帝国 ヴァンダル人、ビザンティン帝国イスラム諸国家、アラゴン王国など様々な勢力の間でその支配権が争われてきた。近世以降は当初はアラゴン王国、やがてそのアラゴン王国などを統合したスペイン王国が領有して現在に至っている。イビサが世界中から注目されるのは戦後、この島がヨーロッパのヒッピー 文化の中心となってからである。やがて1980年代終わりに、この島で息づいていたバレアリックと呼ばれる独特の自由なダンス音楽スタイルとそのクラブシーンの享楽的な雰囲気を、当時英国で盛り上がっていたセカンド・サマー・オブ・ラブ世代のDJ達とプロモーターが発見したことにより、イビサ島は英国の若者たちのパーティー ・アイランドとして爆発的な発展を遂げることになる。90年代を通してヨーロッパのクラブ文化、ダンス音楽の中心部として君臨し、最新の音楽流行を求めて世界中からクラバーたちが押し寄せる若者文化 <の中心地となる。その後イビサ島のクラブの巨大化、陳腐化と客層の低年齢化により、以前のような先鋭的な音楽シーンは姿を消したものの、依然として欧州の若者達の夏のもっともポピュラーな目的地である。
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