【7月21日 AFP】2008ツール・ド・フランス(2008 Tour de France)第15ステージ(アンブランからプラート・ネヴォーゾ、183キロメートル)。ケースデパーニュ(Caisse d’Epargne)のオスカル・ペレイロ(Oscar Pereiro Sio、スペイン)は、レース途中の落車で肩を負傷し途中棄権に終わった。

 第14ステージを終えて総合首位と6分01秒差で総合15位につけていた2006年大会の王者ペレイロは、最初の診断では肩の負傷が認められたが当初考えられていた足や背中に負傷はなく、病院にペレイロと同行した医師は「足や背中の痛みは訴えていない」と語っている。

 ケースデパーニュのエウセビオ・ウンスエ(Eusebio Unzue)監督は、ペレイロは左半身に痛みがあり現在も病院にいることを確認し、落車の状況については「下り坂で前方の選手と接触し4、5メートル宙を舞った」と述べている。

 またウンスエ監督は、ペレイロは落車後に話すことができ深刻な怪我を負っているようには見えなかったとし、「幸運なことに意識を失ってはいなかった。2、3か所骨折した左肩に強い痛みがあると言っていた」と語っている。

 フランスとイタリアの国境アニェル峠(Col Agnel)の下りで防護柵を乗り越えたペレイロは、数メートル下の路面に落下して負傷し病院に運ばれている。

 ペレイロは、2006年大会でフロイド・ランディス(Floyd Landis)が薬物使用により優勝を剥奪されたため、総合2位からの繰り上げで優勝を果たしていた。(c)AFP