【6月10日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)グループC、オランダ対イタリア。試合はオランダが3-0でイタリアに快勝し、オランダは初戦を白星で飾った。

 マルコ・ファン・バステン(Marco van Basten)監督率いるオランダは世界王者に3-0で勝利し、オランダのイタリアからの30年ぶりの白星は素晴らしい形で訪れた。

 一見オフサイドに見えた前半26分のルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)のゴールで勢いに乗った形となったが、その後もオランダがピッチの全てのエリアで優位に立っていたことに疑う余地はなく、勝利に値したのは同31分のウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)と後半34分のジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni Van Bronckhorst)の得点で試合を決めたオランダであった。

 試合後ファン・バステン監督は「とても満足だし誇りを感じている。最後まで自分たちのフットボールを貫いて世界王者を倒した。我々にとって素晴らしい試合であったと同時に歴史的な試合でもあった。これまでにイタリアに3点差をつけて勝ったことはないからね」と語っている。(c)AFP/Angus MacKinnon