【5月15日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)は14日、同社が提供する地図検索サービス「グーグル・マップ(Google Maps)」で特定の街角を360度映し出す写真を見ながら地図上を移動できる機能「ストリートビュー(Street View)」に、人物の顔をぼやけさせる技術を導入するためのテストを開始したことを明らかにした。

 テストは米マンハッタン(Manhattan)の地図で行われており、結果がよければ同社の提供する「グーグル・マップ」全体に適用するという。

 街角を撮影した映像に映り込んだ人物のプライバシーに関する苦情は減るとみられるが、顔をぼかす技術を導入するのは苦情がきたためではないと同社の広報担当者は強調する。「ストリートビューの目的は人を見ることではなく、建物と位置を見ること。プライバシー保護対策は進めていくが、当初からその重要性は認識していた」(広報担当者)

 開発者によるグーグルのブログ「Google Blog」への書き込みによれば、画像の中の顔を自動的に認識しぼやけさせる技術の開発は1年前に始められた。テストが行われている地図の画像では、摩天楼やマンハッタンの景観を見上げて楽しむことができるような変更も加えられているという。

「ストリートビュー」の機能は、1年前から「グーグル・マップ」の米国主要都市の地図に追加されている。(c)AFP