【3月19日 AFP】米ロ両国の外相・国防相は18日、モスクワ(Moscow)で会合(2プラス2)を開き、米国によるミサイル防衛(MD)施設の東欧配備などについて協議したが、合意には至らなかった。

 会合後、米国側のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官とロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官、アナトーリー・セルジュコフ(Anatoly Serdyukov)露国防相と共同記者会見したセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)露外相は、MD計画について、合意には至らなかったとしたが、米側が新たに「重要な条件」を提示したと述べていくらかの進展があったことを示唆した。協議は今後も継続されるという。

 米政府は、イランや北朝鮮からのミサイル攻撃に備えるためとして、チェコにレーダー施設、ポーランドに迎撃ミサイル10基を建設する計画だが、ロシア側は同国を標的にしているとして猛反発している。

 ラブロフ外相は、2009年に失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)については、これに代わる条約の作成については合意したが、内容の合意までには依然として多くの作業が必要だと述べた。(c)AFP