【12月5日 MODE PRESS】今年様々な場所でサッカー日本代表チームが着用しているこのネイビーのスーツに見覚えがある人も多いだろう。このスーツやタイ、ベルトなどの小物を手掛けたのは、チームのオフィシャルスーツを2000年4月から制作しているメンズ・ラグジュアリーブランド「ダンヒル」だ。

■スーツ

  07年度版スーツの生地はネイビーにジャパンブルーとホワイトのマルチストライプ。胸元からウエストへのラインをシェイプし、スマートな印象をもたせたという。内側には、オフィシャルスーツの証として「Made Exclusively For JAPAN NATIONAL FOOTBALL TEAM By dunhill(=日本代表のために特別に作られた)」という文字とエンブレムが。ライニングには、ダンヒルのロゴとエンブレムを織り込んだ生地を使った。

 両側のカフ部分のボタンのうち一番手首に近い部分の1個に日本代表エンブレムが刻印されている。また、本切羽使用のカフを開くとジャパンブルーがのぞくといった、イギリスのスーツらしい遊び心も。

■シャツ、ネクタイ、アクセサリー

 レギュラーカラーのシャツは、スナップ留め1つボタンのコンバーティブルカフ。しわになりにくい100番手双糸のコットンを使い、ボタンはジャパンブルーの糸でかがった。ブルーのガセット部分には、左側に日本代表チームのエンブレムが白の刺繍で入る。

 ネイビー地にジャパンブルーのストライプがアクセントとなったタイには、生地にサッカーボールを思わせるドットが織り込まれており、光によって表情が変化。小剣にはエンブレムがプリントされている。

 サッカーボールをかたどったスターリングシルバーのカフスや、ベルトやバングルなどのアクセサリーも細部まで技巧が凝らされている。

 今後も2010FIFAワールドカップ南アフリカを含む2011年3月末までの期間中、サッカー日本代表チームにオフィシャルスーツを提供する。(c)MODE PRESS