【10月1日 AFP】サッカー、07-08スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第6節、ヘタフェ（Getafe CF）vsレアル・マドリード（Real Madrid）。試合はレアル・マドリードが1-0でヘタフェに競り勝ち、シーズン5勝目を挙げて首位をキープした。

　06-07シーズンまで2シーズン指揮官を務めていたベルント・シュスター（Bernd Schuster）監督にとっては古巣となるヘタフェに苦しめられたレアル・マドリードは、後半20分のセルヒオ・ラモス（Sergio Ramos）の決勝点で勝利した。

　これにより勝ち点を16に伸ばしたレアル・マドリードは、2位のビジャレアル（Villarreal CF）と3位のバレンシア（Valencia）を勝ち点差1で、4位のFCバルセロナ（FC Barcelona）を勝ち点差2で上回り、第2節から守る首位の座を堅持した。

　3日にラツィオ（SS Lazio）との欧州チャンピオンズリーグ2007-08（UEFA Champions League 2007-08）・グループリーグC・第2節を控えるレアル・マドリードは、エースのルート・ファン・ニステルローイ（Ruud Van Nistelrooy）を休ませてラウル・ゴンザレス（Raul Gonzalez）がワントップを務め、両翼には移籍後初の先発出場となるアリエン・ロッベン（Arjen Robben）とロビーニョ（Robinho）を据える4-3-3のシステムでキックオフを迎えた。

　前半13分のラウルのシュートがポストを叩くなどレアル・マドリードは立ち上がりにチャンスを掴んだが、その後はヘタフェのナイジェリア代表FWイケチュクゥ・ウチェ（Ikechukwu Uche）が再三ファビオ・カンナヴァーロ（Fabio Cannavaro）の手を煩わせるなどディフェンスの不安定さを露呈し、ラツィオに希望を抱かせる試合展開となったが、後半20分にロッベンのパスからセルヒオ・ラモスが決勝ゴールを決めて競り勝った。

(c)AFP