【8月26日 AFP】スーダンの外務省は25日、同国の内政問題に干渉したとして国外追放した欧州委員会(European Commission)の外交官について、同委員会のルイ・ミシェル(Louis Michel)開発・人道援助担当委員からの謝罪を受け入れ、首都ハルツーム(Khartoum)での任務継続を認めたと発表した。Ali al-Sadek外務省報道官がAFPに対して明らかにした。

 国外追放後に任務の継続が認められたのは、スウェーデンのKent Degerfelt外交官。反対派勢力の指導者らと「許されざる接触」を行ったとして、カナダのNuala Lawlor代理大使とともに国外追放されていた。

 なお、スーダン外務省は、Lawlor代理大使の現状についてはコメントを拒否している。

 同省の発表に先立ち、欧州委員会は、ミシェル委員とオマル・バシル(Omar al-Beshir)スーダン大統領の直接会談により、Degerfelt外交官に関する決定が覆されたと述べていた。

 バシル大統領との会談後に仏ラジオ局の取材に応じたミシェル委員は、Degerfelt外交官が大統領や外務省を経由せずにスーダンにおける人権状況に対する懸念を表明したことを説明、外交儀礼における誤りが同外交官の国外追放の原因となったと説明した。

 欧州委員会は、この「前向きな結果」に満足していると語り、欧州連合(EU)とスーダンとの関係において「励みになる」と述べた。(c)AFP