【8月2日 AFP】フィリピンの首都マニラ(Manila)では、東南アジア諸国連合地域フォーラム(ASEAN Regional ForumARF)の開催に合わせて多数の会合が持たれ、北朝鮮問題からダルフール(Darfur)紛争まで多岐にわたる議論が行われている。

 米国のコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)国務長官は同フォーラムを欠席したが、米国に対する歓迎ムードが削がれることはなく、参加各国は米政府のアジア地域や世界に対する貢献をたたえている。ライス長官の欠席は、過去3年間で2回目。

 外相会議に出席した米国のジョン・ネグロポンテ(John Negroponte)国務副長官は、ライス長官の欠席は東南アジアを軽視しているためではないと強調、米国は今後もASEANに貢献し続けると語った。また、同副長官は、ASEANが加盟国の民主化において果たした役割の大きさをたたえた。
 
 北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表、クリストファー・ヒル(Christopher Hill)国務次官補は、各国が依然として「北朝鮮の核放棄に向けた進展が期待できる」との見方を示す中、次回6か国協議は9月に開催予定だと語った。

 一方、アジアとオーストラリアの長年にわたる「大変重要な」きずなをたたえるアレグザンダー・ダウナー(Alexander Downer)豪外相は、拡大する鳥インフルエンザや、子どもの性産業従事の問題に取り組む資金として700万豪ドル(約7億円)を拠出するとの方針を明らかにした。

 東南アジア諸国連合(Association of Southeast Asian NationsASEAN)は毎年、ARFの開催に合わせて数日間にわたる会合をもつ。今年は、中国、日本、韓国、ロシア、オーストラリア、米国など、17か国・機構がARFに出席する。(c)AFP/Marc Carnegie