【7月3日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権2007(The Championships Wimbledon 2007)、女子シングルス3回戦。大会第23シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は、森上亜希子(Akiko Morigami、日本)をセットカウント2-1(6-2、3-6、7-5)で降し4回戦へ進出を決めた。

 ヴィーナス・ウィリアムスは4回戦で大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と対戦する。

 同大会を3度制しているヴィーナス・ウィリアムスは、森上亜希子にセットカウント2-1(6-2、3-6、7-5)と苦戦したが、シャラポワ戦に向けて森上戦で見せたような不安定なプレーを改良する必要があることを理解している。ヴィーナス・ウィリアムスは大舞台でこそ真価を発揮するタイプの選手。そして17歳で2004年大会を制したシャラポワに対し挑戦者として臨む事を認め、モチベーションを上げてくれる対戦相手としては申し分無いと見ている。

 ヴィーナス・ウィリアムスは「私はこの手の大会が大好きなの。家で観戦するのではなく、この場で戦える事をとても楽しんでいる。誰とでも楽しんでプレーしたい。チャレンジしていく事は素晴らしく、全ての試合、全てのポイントが異なっていて一つとして同じではないから、とても興奮している。何が起きるか誰にも予想出来ない。それらをコントロールする唯一の方法はより良いプレーをする事、そして自分に出来ることを理解し、実行する事だけ」と語った。

 2005年の大会の準決勝でヴィーナス・ウィリアムスは、パワーでシャラポワを圧倒しており、「2005年大会の時の対戦では上手くプレーすることが出来た。でもあの時はシャラポワも本当に良いプレーをしたと思っている。おそらくはほぼベストに近いプレーをしたはず。もし今回の試合を身体的に準備が出来ていない状態で臨めば、とても厳しいものになるはず」と今回の対戦でもパワーで圧倒することが勝つために必要な事をよく理解している。

 3回戦の最終セットを3-5でリードを許し追い詰められたヴィーナス・ウィリアムスは、華やかなプレーは無かったが、追い込まれた状態でときより見せるベストプレーを披露した。強烈なグランドストロークを何本も放ち最終的には雨が降ってくるなかで最終セットを7-5で制し勝利を掴んだ。

 ヴィーナス・ウィリアムスは「ここウィンブルドンでは全ての選手が全力でプレーしている。でも私の強みは間違いなくタフで戦える選手だという事。私の経験上、それが私のスタイル。経験が必ず役に立つと思う」と試合後に語った。(c)AFP/STEVE GRIFFITHS