【6月14日 AFP】06-07NBA・ファイナル、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)との第4戦を14日に控えるサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)の選手らが13日、キャバリアーズの本拠地クイッケン・ローンズ・アリーナ(Quicken Loans Arena)で記者会見に臨んだ。

 ファイナル・第3戦を終えて3連勝と調子の良いチームを支えるスパーズのトニー・パーカー(Tony Parker)は、欧州の選手として初めてファイナルMVPに選出される可能性があり、同選手が最優秀選手を授賞するにはチームメイトのティム・ダンカン(Tim Duncan)とタイトルを争うことになる。

 現在25歳のパーカーは、今季のファイナルで1試合平均24.7点を記録しており、クリーブランドで行われる第4戦に勝利すればチームを通算4度目のファイナル王者に導くことになる。記者によって選出されるファイナルMVPを獲得すれば、パーカーにとって優勝に花を添える最高の贈り物になることは間違いない。

 この日行われた会見に臨んだパーカーはMVP授賞の可能性について「MVPを獲得できる可能性があるなんて信じられないよ。もし、チームがタイトルを獲得しMVPに選出されたら僕は本当に幸せ者さ」と語り、数々のスーパースターが獲得してきた同賞に敬意を表した。

 来月、米国人女優エヴァ・ロンゴリア(Eva Longoria)との結婚を発表しているパーカーは、ファイナル制覇を達成すればスパーズに在籍する5年間で自身3度目のタイトル獲得となる。第3戦は、キャバリアーズ守備陣の必要なマークに遭い期待外れに終わったが、タイトルシリーズにおいて彼のプレーメイキングは着実に評価が高まっている。

 MVP獲得を争うチームメイトのダンカンは、スパーズが優勝した1999年、2003年、2005年のいずれもMVPを獲得。現在シリーズ3戦を終えて1試合平均20.3ポイント、10.3リバウンドを記録しており、パーカーの存在が彼のMVP獲得の可能性を高めているといっても過言ではない。

 現在、米国外出身の選手としてMVPを獲得しているのは、米国領ヴァージン諸島出身のダンカンとナイジェリア出身のアキーム・オラジュワン(Hakeem Olajuwon)の二人だけとなっており、パーカーがMVPを獲得すれば3人目の快挙となる。

 チームメイトのパーカーについてダンカンは「トニーのプレーは信じられないくらい素晴らしい。彼は自分のプレーにとても自信があるんだ。本当に偉大な選手だよ」と語り、MVP最有力のチームメイトを絶賛した。

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