【マドリード/スペイン 19日 AFP】サッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリード(Real Madrid)のスポーツディレクターを務めるプレドラグ・ミヤトヴィッチ(Predrag Mijatovic)氏は、チームを指揮するファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督の去就に関して明言を避けたが、カペッロ監督は2006-07シーズンが終了するまではレアル・マドリードの監督を努めるようだ。

 カペッロ監督は、シーズンを通じて守備的な戦術と不安定な戦いぶりで攻撃の的となっているが、12日に行われた第34節のエスパニョール(Espanyol)戦を3-4で勝利し、チームを首位に導いた。

 ミヤトヴィッチ氏はエル・ムンド紙(El Mundo)に「カペッロ監督はあと2年間の契約を残していて、現在は良い結果を残してきている。しかし我々は冷静に状況を分析しなければならない。シーズンが終了する6月には我々は何をするべきか分かっているだろう」と語った。

 スペインのメディアでは、カペッロ監督が07-08シーズンはヘタフェ(Getafe CF)のベルント・シュスター(Bernd Schuster)監督に代わりヘタフェの監督に就任するのではないかと推測されている。

 カペッロ監督は、過去1996-97シーズンに1度だけレアル・マドリードで監督を務めリーグ優勝を成し遂げたが、もはや彼が監督職を維持するのには十分ではない。レアルマドリードのファンはカペッロ監督の守備的な戦術や、カペッロ監督がシーズンオフにチームに連れてきたディフェンダーや守備的なミッドフィールダーを歓迎していない。

 カペッロ監督を巡る噂を沈めようと努めたがミヤトヴィッチ氏は「今後はエメルソン(Emerson)やマハマドゥ・ディアッラ(Mahamadou Diarra)のような守備的な選手でクラブを満たすことはない」と仄めかした。

 ミヤトヴィッチ氏は「カペッロ監督は尊敬に値する、我々は07-08シーズンも彼と共に戦っていく準備をしている。しかし、監督は移籍に関しては最終的に意見することはできない。我々はクラブとして機能する」と語った。

 写真は、リーグ第27節のヒムナスティク(Gimnastic)戦でベンチから戦況を見守るカペッロ監督(2007年3月18日撮影)。(c)AFP/PIERRE-PHILIPPE MARCOU