<第60回カンヌ国際映画祭>街全体が祝福する「カンヌ60周年」 - フランス
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【カンヌ/フランス 18日 AFP】16日~27日にわたって第60回カンヌ国際映画祭(60th Cannes Film Festival)が開かれているカンヌでは、60周年を迎える同映画祭にともない街全体が盛大なお祭りムードに包まれている。
■映画祭の「トリビア」にも出会えるツアーも
60周年を迎える同映画祭では、この街の映画・セレブファンに映画祭にまつわる情報提供を行っている。
例えば、会場前の石畳に埋められた333の手形のうち、4本指の手形は誰のものか。答えはピンク・パンサー(The Pink Panther)!といった具合。
ヴァレリー・バレリ(Valerie Barelli)さんが提供する「カンヌの街巡りツアー」ではこういった情報を入手できる。観光客のみならず、映画祭の歴史を詳しく知らない地元住民の間でも人気が高い。
現在、同映画祭の本会場となっている「フェスティバル・パレス(Festival Palace)」は、19世紀末のベルエポック時代(Belle Epoque、美しい時代の意)にはカジノだった。1939年に開催予定であった第1回カンヌ国際映画祭(1st Cannes Film Festival)が、第二次世界大戦勃発の引き金となったアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)のポーランド侵攻により中断されたことなどあまり知られていない事実が多く存在する。
このツアーでは、「ずっと気になっていたけれど、誰に聞けば良いのか分からなかった」といった疑問に答えてくれる。
■レア物から小ネタまで、カンヌで生まれるストーリーの数々
提供される情報には、イタリアの映画監督マルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni)が上映会終了後、海岸で友人のためにパスタを調理した時のことや、かつてカールトン・ホテル(Carlton Cannes)に面したマドレーヌ・ビーチ(Madeleine Beach)が同性愛者の多い場所だった事などもある。
ある日、劇作家のテネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)が、若い男性とこの海岸に現れ、その男性を人々に甥として紹介した。フランコ・ゼフィレッリ(Franco Zeffirelli)がその話を聞いて、「私も彼を知っているよ。彼は去年、私の甥だったんだから」と言ったという。
■1年に1度、世界で最も贅沢な街に
さらに、10ユーロ(約1600円)のツアー料金を払えば、街中のほとんどのイベントに無料で入場できる。
様々な上映会や開催期間中毎日行われるイベントへの参加は、バッジを着用した1万5000人の参加者に限定される。
映画の売買が行われるこの贅沢な市場を目指して、この小さなリゾート地に世界中から大勢の人々がに殺到する様子は見事なものだ。
■祝・60周年!今年はさらに盛大な祭典に
12日間にわたる映画祭の開幕前夜には市内中心部の壁に、仏写真家ドニ・ルーブル(Denis Rouvre)が撮影した、トム・ハンクス(Tom Hanks)、モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)、 モデルのレティシア・キャスタ(Laetitia Casta)、エマ・ドゥ・コーヌ(Emma de Caunes)といった著名人らの巨大な写真が掲げられた。
同映画祭主催者によると、60周年を祝う式典が開かれる20日には、盛大な打ち上げ花火と華やかなライトアップが行われる。
一方、ふだんは関係者のみの入場が許されている上映会だが、今回抽選で選ばれた約1500人の地元住民が特別に上映会への招待を受けている。
写真は、カンヌ市内中心部に掲げられたユマ・サーマン(Uma Thurman)の写真。(2007年5月15日撮影)(c)AFP/VALERY HACHE
■映画祭の「トリビア」にも出会えるツアーも
60周年を迎える同映画祭では、この街の映画・セレブファンに映画祭にまつわる情報提供を行っている。
例えば、会場前の石畳に埋められた333の手形のうち、4本指の手形は誰のものか。答えはピンク・パンサー(The Pink Panther)!といった具合。
ヴァレリー・バレリ(Valerie Barelli)さんが提供する「カンヌの街巡りツアー」ではこういった情報を入手できる。観光客のみならず、映画祭の歴史を詳しく知らない地元住民の間でも人気が高い。
現在、同映画祭の本会場となっている「フェスティバル・パレス(Festival Palace)」は、19世紀末のベルエポック時代(Belle Epoque、美しい時代の意)にはカジノだった。1939年に開催予定であった第1回カンヌ国際映画祭(1st Cannes Film Festival)が、第二次世界大戦勃発の引き金となったアドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)のポーランド侵攻により中断されたことなどあまり知られていない事実が多く存在する。
このツアーでは、「ずっと気になっていたけれど、誰に聞けば良いのか分からなかった」といった疑問に答えてくれる。
■レア物から小ネタまで、カンヌで生まれるストーリーの数々
提供される情報には、イタリアの映画監督マルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni)が上映会終了後、海岸で友人のためにパスタを調理した時のことや、かつてカールトン・ホテル(Carlton Cannes)に面したマドレーヌ・ビーチ(Madeleine Beach)が同性愛者の多い場所だった事などもある。
ある日、劇作家のテネシー・ウィリアムズ(Tennessee Williams)が、若い男性とこの海岸に現れ、その男性を人々に甥として紹介した。フランコ・ゼフィレッリ(Franco Zeffirelli)がその話を聞いて、「私も彼を知っているよ。彼は去年、私の甥だったんだから」と言ったという。
■1年に1度、世界で最も贅沢な街に
さらに、10ユーロ(約1600円)のツアー料金を払えば、街中のほとんどのイベントに無料で入場できる。
様々な上映会や開催期間中毎日行われるイベントへの参加は、バッジを着用した1万5000人の参加者に限定される。
映画の売買が行われるこの贅沢な市場を目指して、この小さなリゾート地に世界中から大勢の人々がに殺到する様子は見事なものだ。
■祝・60周年!今年はさらに盛大な祭典に
12日間にわたる映画祭の開幕前夜には市内中心部の壁に、仏写真家ドニ・ルーブル(Denis Rouvre)が撮影した、トム・ハンクス(Tom Hanks)、モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)、 モデルのレティシア・キャスタ(Laetitia Casta)、エマ・ドゥ・コーヌ(Emma de Caunes)といった著名人らの巨大な写真が掲げられた。
同映画祭主催者によると、60周年を祝う式典が開かれる20日には、盛大な打ち上げ花火と華やかなライトアップが行われる。
一方、ふだんは関係者のみの入場が許されている上映会だが、今回抽選で選ばれた約1500人の地元住民が特別に上映会への招待を受けている。
写真は、カンヌ市内中心部に掲げられたユマ・サーマン(Uma Thurman)の写真。(2007年5月15日撮影)(c)AFP/VALERY HACHE