【アディスアベバ/エチオピア 25日 AFP】中国企業経営の油田が24日、武装グループによって襲撃され、中国人9人を含む74人が死亡した。政府報道官が伝えた。

 政府はこの襲撃をオガデン民族解放戦線(Ogaden National Liberation Front、ONLF)などのテロリストによるものとし、「これは虐殺行為であり、テロ行為だ」との声明を発表した。ONLFはオガデン地方に住むソマリア系住民の独立を目指す反政府組織。

 アディスアベバ(Addis Ababa)の中国大使館は、AFPに対し襲撃の事実を認めたが、現在調査中でそれ以上の情報は分からないと述べた。

 中国の国営メディアは、襲撃の際に中国人労働者7人が拉致されたと伝えた。

 新華社通信(Xinhua)によると、油田はジジガ(Jijiga)から約120キロメートル離れた小さな町Aboleに位置し、ソマリア系住民の住む地域に位置する。中国のZPAEB (Zhongyuan Petroleum Exploration Bureau)が調査を進めており、200人規模の武装グループによって襲撃された。

 写真は、ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)で結成22周年を祝い、エチオピアとの戦闘に意気込みを見せるONLFの戦闘員(2006年8月15日撮影)。(c)AFP