ソニーのゲーム部門、欧州で最大160人の人員削減へ - 東京
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【東京 18日 AFP】ゲーム機市場で厳しい競争を繰り広げているソニーのゲーム部門は18日、欧州で最大160人の人員削減を実施すると発表した。
ソニー・コンピュータエンタテインメント(Sony Computer Entertainment)の広報担当者によると、ビデオゲームがインタラクティブ性を高め、ますます高度化していることに対応するため、同社は欧州事業の見直を決定したという。
同担当者は、人員削減の一部は新規採用の停止で行うとし、削減する人数は未定であるものの、ヨーロッパ事業の全従業員1900人のうち、160人を超えることはないと述べた。
新型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」は、搭載した高精細DVDプレイヤーの不具合で発売が遅れ、欧州では3月22日にようやく発売された。PS3の成功はソニーの業績に大きく影響する。
ソニーは2007年3月までの1年間でPS3を世界で600万台販売するという野心的な目標を立てたが、マイクロプロセッサ「Cell」などの開発費がかさみ、ゲーム部門は営業損失となる見込みだ。
またPS3は、価格の安い任天堂の「Wii」やマイクロソフトの「Xbox 360」と激しい販売競争を繰り広げている。
ソニーのハワード・ストリンガー(Howard Stringer)CEOは今週、新聞のインタビューにおいて、欧州では現在までに約80万台のPS3を販売したと述べている。
写真は3月23日、ドイツのベルリンにあるソニーセンター(Sony Center)で販売を待つプレイステーション3。(c)AFP/DDP/CLEMENS BILAN
ソニー・コンピュータエンタテインメント(Sony Computer Entertainment)の広報担当者によると、ビデオゲームがインタラクティブ性を高め、ますます高度化していることに対応するため、同社は欧州事業の見直を決定したという。
同担当者は、人員削減の一部は新規採用の停止で行うとし、削減する人数は未定であるものの、ヨーロッパ事業の全従業員1900人のうち、160人を超えることはないと述べた。
新型ゲーム機「プレイステーション3(PS3)」は、搭載した高精細DVDプレイヤーの不具合で発売が遅れ、欧州では3月22日にようやく発売された。PS3の成功はソニーの業績に大きく影響する。
ソニーは2007年3月までの1年間でPS3を世界で600万台販売するという野心的な目標を立てたが、マイクロプロセッサ「Cell」などの開発費がかさみ、ゲーム部門は営業損失となる見込みだ。
またPS3は、価格の安い任天堂の「Wii」やマイクロソフトの「Xbox 360」と激しい販売競争を繰り広げている。
ソニーのハワード・ストリンガー(Howard Stringer)CEOは今週、新聞のインタビューにおいて、欧州では現在までに約80万台のPS3を販売したと述べている。
写真は3月23日、ドイツのベルリンにあるソニーセンター(Sony Center)で販売を待つプレイステーション3。(c)AFP/DDP/CLEMENS BILAN