<サッカー 欧州チャンピオンズリーグ>ミラン バイエルンを降し3季連続の準決勝進出 - ドイツ
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【ミュンヘン/ドイツ 11日 AFP】サッカー、欧州チャンピオンズリーグ(Champions League)・決勝トーナメント準々決勝、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)vsACミラン(AC Milan)、第2戦。試合はアウェーのミランが2-0でバイエルンを降し、2戦合計スコアを4-2として3季連続の準決勝進出を決めた。
ホームでの第1戦を2-2で引き分け、4強入りには勝利か2点以上での引き分けが必要となるミランは、既に今季レアル・マドリード(Real Madrid)で同大会に出場しているロナウド(Ronaldo)が大会規定により出場できず、アルベルト・ジラルディーノ(Alberto Gilardino)が累積警告のため出場できないことからフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)を1トップに据え、カカ(Kaka)をその後ろに配置する4-4-1-1のフォーメーションで試合に臨み、対するバイエルンは負傷によりバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)、ウィリー・サニョル(Willy Sagnol)、マルティン・デミチェリス(Martin Demichelis)を欠くなど両チーム共に主力を欠く布陣でキックオフを迎える。
前半20分にインザーギがヘディングシュートを放つまで試合の主導権を握られていたミランは、前半28分にカカからのパスをペナルティエリア外の中央の位置で受けたクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)が細かいステップでディフェンダーをかわして右足をを振り抜き先制ゴールをマーク。更にその3分後の31分にはジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)からのパスをヒールでワンタッチで流したセードルフからのパスにオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出したインザーギが冷静にゴールに流し込み、ミランは第1戦でのアウェーゴール分を取り返して前半を2-0で折り返す。
このままでは敗退が決まるバイエルンは、後半頭から中盤のアンドレアス・オットル(Andreas Ottl)に代えてFWのロケ・サンタクルス(Roque Santa Cruz)を投入するなど攻撃の姿勢をより鮮明にするが、ハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)やルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)のシュートはミランのGKジダ(Dida)を破るには至らず、試合終了5分前にクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)が放ったシュートは惜しくもサイドネットに外れこのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
貴重な先制ゴールをマークしたセードルフは、試合後のインタビューで「ゴールを決めたことより準決勝進出を決める事に喜びを感じる。ミランは決勝への道を順調に駆け進んでいるが、準決勝で対戦するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は我々のことを熟知しているので注意が必要だ。」と語り、ガットゥーゾは「これでミランはここ5シーズンで4度目の準決勝進出となる。もし我々が偉大なチームでないと言うのなら、そんなチームは存在しない。」と語っている。
また、欧州チャンピオンズリーグの舞台ではホームで11試合敗れていなかったバイエルンのフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)会長は「第1戦での結果を経て4強入りの可能性は高いと考えていたのでその分失望は深いが、ミランの方が我々より優れていたと言わざるを得ない。バイエルンは創造性に欠けていた。」と語り、敗戦を素直に受け入れるコメントを発している。
ミランは4月25日に行われる準決勝で同じセリエAのASローマ(AS Roma)に2試合合計8-3のスコアで圧勝しているマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
写真は、ゴールの喜びを爆発させるインザーギ。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI
ホームでの第1戦を2-2で引き分け、4強入りには勝利か2点以上での引き分けが必要となるミランは、既に今季レアル・マドリード(Real Madrid)で同大会に出場しているロナウド(Ronaldo)が大会規定により出場できず、アルベルト・ジラルディーノ(Alberto Gilardino)が累積警告のため出場できないことからフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)を1トップに据え、カカ(Kaka)をその後ろに配置する4-4-1-1のフォーメーションで試合に臨み、対するバイエルンは負傷によりバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)、ウィリー・サニョル(Willy Sagnol)、マルティン・デミチェリス(Martin Demichelis)を欠くなど両チーム共に主力を欠く布陣でキックオフを迎える。
前半20分にインザーギがヘディングシュートを放つまで試合の主導権を握られていたミランは、前半28分にカカからのパスをペナルティエリア外の中央の位置で受けたクラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)が細かいステップでディフェンダーをかわして右足をを振り抜き先制ゴールをマーク。更にその3分後の31分にはジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)からのパスをヒールでワンタッチで流したセードルフからのパスにオフサイドぎりぎりのタイミングで抜け出したインザーギが冷静にゴールに流し込み、ミランは第1戦でのアウェーゴール分を取り返して前半を2-0で折り返す。
このままでは敗退が決まるバイエルンは、後半頭から中盤のアンドレアス・オットル(Andreas Ottl)に代えてFWのロケ・サンタクルス(Roque Santa Cruz)を投入するなど攻撃の姿勢をより鮮明にするが、ハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)やルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)のシュートはミランのGKジダ(Dida)を破るには至らず、試合終了5分前にクラウディオ・ピサロ(Claudio Pizarro)が放ったシュートは惜しくもサイドネットに外れこのまま試合終了のホイッスルを迎えた。
貴重な先制ゴールをマークしたセードルフは、試合後のインタビューで「ゴールを決めたことより準決勝進出を決める事に喜びを感じる。ミランは決勝への道を順調に駆け進んでいるが、準決勝で対戦するマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は我々のことを熟知しているので注意が必要だ。」と語り、ガットゥーゾは「これでミランはここ5シーズンで4度目の準決勝進出となる。もし我々が偉大なチームでないと言うのなら、そんなチームは存在しない。」と語っている。
また、欧州チャンピオンズリーグの舞台ではホームで11試合敗れていなかったバイエルンのフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)会長は「第1戦での結果を経て4強入りの可能性は高いと考えていたのでその分失望は深いが、ミランの方が我々より優れていたと言わざるを得ない。バイエルンは創造性に欠けていた。」と語り、敗戦を素直に受け入れるコメントを発している。
ミランは4月25日に行われる準決勝で同じセリエAのASローマ(AS Roma)に2試合合計8-3のスコアで圧勝しているマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
写真は、ゴールの喜びを爆発させるインザーギ。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI