バスジャック犯の託児所所長、終身刑の可能性 - フィリピン
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【マニラ/フィリピン 29日 AFP】28日にマニラで武装グループが人質を取ってバスにたてこもり、10時間後に人質を解放して逮捕された事件で、実行犯3人の1人として、自身が経営するスラム街の託児所の幼児を人質とした所長が、29日中に起訴される見込みだ。
一方、犯人らが児童に対する無償教育と住宅の無料提供を要求していたことから、スラム街では同情の声が起こっている。
託児所の所長であるArmando Ducat容疑者(56)は、武器不法所持と誘拐の罪で起訴されるとみられているが、事件について「はびこる貧困に光をあてたかった」と述べている。前日のバスジャック事件についてグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領は、模倣犯罪を防止するためとして強硬な処分を求めた。
大統領は解放された人質の幼児とその親らを大統領宮殿に招き、スパゲティやフライドチキン、フリッターなどでもてなした。幼児らとの会見前に大統領は、「彼らと共感を分かち合うために子どもたちやその両親たちと会い、勇気をたたえたい」と述べた。
しかし、会見前に予定していたマニラのスラム街パローラ(Parola)地区の視察は取りやめた。
前日、Ducat容疑者は10時間のバス内での立てこもりののち、自首して逮捕された。警察は拘置中のDucat容疑者と共犯者2人を、「不法監禁」と「火器と爆発物の不法所持」で起訴する構えだ。オスカー・カルデロン(Oscar Calderon)国家警察長官は、「(爆発物などで)26人の児童と4人の教員の命が危険にさらされた」と述べた。
警察によると、Ducat容疑者は富裕な土木技師で慈善活動家だが、20年前にローマカトリック教会の司祭2人を偽の手りゅう弾で脅して人質にとるなど同様の事件をいくつか起こしており、終身刑となる可能性がある。
人質の人数について警察では当初、児童32人、教員2人としていたが、カルデロン長官は29日、児童26人、教員4人だったと訂正した。
写真は29日、マニラ警察本部に拘置されるDucat容疑者。(c)AFP/JOEL NITO
一方、犯人らが児童に対する無償教育と住宅の無料提供を要求していたことから、スラム街では同情の声が起こっている。
託児所の所長であるArmando Ducat容疑者(56)は、武器不法所持と誘拐の罪で起訴されるとみられているが、事件について「はびこる貧困に光をあてたかった」と述べている。前日のバスジャック事件についてグロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領は、模倣犯罪を防止するためとして強硬な処分を求めた。
大統領は解放された人質の幼児とその親らを大統領宮殿に招き、スパゲティやフライドチキン、フリッターなどでもてなした。幼児らとの会見前に大統領は、「彼らと共感を分かち合うために子どもたちやその両親たちと会い、勇気をたたえたい」と述べた。
しかし、会見前に予定していたマニラのスラム街パローラ(Parola)地区の視察は取りやめた。
前日、Ducat容疑者は10時間のバス内での立てこもりののち、自首して逮捕された。警察は拘置中のDucat容疑者と共犯者2人を、「不法監禁」と「火器と爆発物の不法所持」で起訴する構えだ。オスカー・カルデロン(Oscar Calderon)国家警察長官は、「(爆発物などで)26人の児童と4人の教員の命が危険にさらされた」と述べた。
警察によると、Ducat容疑者は富裕な土木技師で慈善活動家だが、20年前にローマカトリック教会の司祭2人を偽の手りゅう弾で脅して人質にとるなど同様の事件をいくつか起こしており、終身刑となる可能性がある。
人質の人数について警察では当初、児童32人、教員2人としていたが、カルデロン長官は29日、児童26人、教員4人だったと訂正した。
写真は29日、マニラ警察本部に拘置されるDucat容疑者。(c)AFP/JOEL NITO