【ジャカルタ/インドネシア 9日 AFP】ガルーダ・インドネシア(Garuda Indonesia)航空の旅客機がジャワ(Java)島中部ジョクジャカルタ(Yogyakarta)の空港で着陸に失敗し炎上した事故で、操縦士が「着陸時に突風が吹いた」と証言していたことが明らかになった。一方で警察は8日、事故は人為的ミスによるものと指摘している。

 目撃者の話によると、乗客乗員140人を乗せた事故機は7日、急降下したあと速度超過のまま滑走路に進入し、オーバーランして水田に突入、炎上した。この事故で21人が死亡した。

 ミック・キールティ(Mick Keelty)豪連邦警察長官によると、操縦士と副操縦士はインドネシア当局による事情聴取に対し、「着陸の際に突風が吹いて飛行機が進入路から外れた」と証言したという。

 この事故で、搭乗していたオーストラリア人10人のうち5人が行方不明となっており、オーストラリア政府は生存者のケアと遺体確認のための要員を現地に派遣した。

 インドネシア国家警察は8日、これまでの事故調査の結果報告で、「人為的ミスが原因と思われるが、事件性がないかも含めて調査を継続する」と言明した。

 また、これまでにブラックボックスが回収され、解析のためオーストラリアに送られた。オーストラリアの関係当局は、解析を「無償で」引き受けたという。

写真は8日、回収されたブラックボックス。(c)AFP/Ninoi