【ジャカルタ/インドネシア 7日 AFP】ジャワ(Java)島中部ジョクジャカルタ(Yogyakarta)の空港で7日、ガルーダ(Garuda Indonesia)航空の旅客機が着陸に失敗し炎上した。地方当局の発表によると、49人以上の死者が発生しているもよう。日本政府が搭乗を発表していた日本人2人については、生存が確認されている。

■依然、死傷者数は完全に把握できず

 国営アンタラ(Antara)通信によると、乗員を除いた乗客数は133人で、乗客の中には、オーストラリアの外交官や報道関係者らが含まれていたとの情報もある。ハッタ・ラジャサ(Hatta Rajasa)運輸相がメトロTV(Metro TV)に語ったところによると、生存者は76人だという。
 地方当局では死亡者について、49人以上と発表している。

 負傷者数10人が病院に搬送され手当てを受けている模様。エルシンタ(ElShinta)ラジオが伝えたPanti Rini病院スタッフの話では、同病院には軽傷者から重傷者まで計16人が搬送された。またメトロTVの報道によると、このほか50人あまりが空港付近の空軍病院に収容された。

 エルシンタ(ElShinta)ラジオの取材に対し、空港関係者は「機体の出口付近で黒こげになった多数の死体を見た」と証言、「操縦室にも死体があったが、パイロットや副操縦士のものかはわからない」と語った。

 また別の情報筋によると、炎上した機体はボーイング734-400機だという。

■海に、空に多発する事故、安全対策の見直しも

 インドネシアでは、1月にも乗客乗員102人を乗せたアダム・エア(Adam Air)航空旅客機がスラウェシ(Sulawesi)沖で墜落し全員が死亡したと見られる事故があったばかりで、航空の安全性が問題視されていた。

 また、フェリーの沈没事故が2件も発生し多数の犠牲を出しており、同国は交通安全対策の大幅な見直しを迫られている。

 写真はジョクジャカルタで7日、メトロTVが放映した炎上するガルーダ機。(c)AFP/METRO TV