【Biyagama/スリランカ 4日 AFP】コカ・コーラ(The Coca-Cola Company)は、炭酸飲料よりも天然果汁が好まれるスリランカでフルーツジュースを販売し、人口1950万人を抱えるスリランカで、市場独占を狙う。この拡販活動の一環として、400万ドル(約4億6716万円)を投じてスリランカに果汁加工工場を建設する。

 健康への関心が高いスリランカでは天然食材の需要が伸びており、コカ・コーラは今回の活動を「健康」市場への足掛かりとしたい考えだ。

 Coca-Cola Beverages Sri Lankaの現地責任者Basil Gadzio氏は「スリランカ人は健康的な生活への関心が高く、フルーツジュースは成長部門だ」と語る。

 同氏によるとスリランカの清涼飲料の市場規模は約8000万ドル(約93億4320万円)で、年間消費量は1億リットル。天然果汁産業は1200万ドル(約14億148万円)で、清涼飲料の全売上の4分の1を占めるという。

 工場は半年以内に操業を開始する予定で、最初はマンゴジュースとミックスジュースを生産する予定だ。
 Gadzio氏は「今後はアイスティーや天然水も市場に出したい」と語った。

 スリランカに進出して46年経つコカ・コーラは、現在同国飲料市場の4割を占める。売れ筋1位はコーラで、スプライト、ファンタと続く。

 写真は2日、コロンボ(Colombo)から南へ25キロのBiyagamaにあるコカ・コーラの瓶詰め工場で働くスタッフ。(c)AFP/Lakruwan WANNIARACHCHI