大虐殺の「二.二八事件」から60周年 - 台湾
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【台北/台湾 28日 AFP】1947年2月28日、台北(Taipei)市から台湾全土へ広がった中国国民党(当時)に対する抵抗運動と、これを鎮圧しようとした国民党軍による武力弾圧「二.二八事件」の発生から60周年を迎えた。この事件により、数万人が殺害されたといわれ、事件当時に布告された戒厳令は1987年まで解除されなかった。独立を志向する現台湾政府は、大虐殺の責任追及を求めている。写真は台北市の公園で28日、二.二八事件発生60周年を記念し、弾圧の犠牲となった台湾人の写真を掲げる人びと。(c)AFP/Sam YEH