旧フセイン政権の元副大統領、無期懲役から死刑判決へ - イラク
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【バグダッド/イラク 12日 AFP】イラク高等法廷は12日、故サダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領の側近、タハ・ヤシン・ラマダン(Taha Yassin Ramadan)元副大統領に対し、絞首刑による死刑判決を言い渡した。同元副大統領の罪状は、国内のドジャイル(Dujail)で1980年代に行われたイスラム教シーア派(Shiite)住民148人の虐殺事件へ関与した人道に対する罪。
同法廷のAli al-Kahachi判事は、ラマダン元副大統領に対する下級審での無期懲役判決を再考する高等法廷の検討会議に出席後、結論が死刑判決となったことを明らかにした上で、「判決は高等法廷および刑事法廷共通の判断」と語った。同判事によると、今回の新たな死刑判決については、自動的に高等法廷の判事らによって再審理されるという。
しかし、ラマダン元副大統領に対し無期懲役を言い渡した下級審での判決を「不十分」として差し戻したのは高等法廷であるため、再審理が実施されたとしても判決が覆る可能性は少ない。
ラマダン元副大統領は死刑判決を宣告された際、「神の前で(自身の)無実を誓う。神よわれを助けたまえ。われに不公正な判決を下した者たちに、神よ復讐(ふくしゅう)したまえ」と叫んだという。
ラマダン元副大統領は2006年11月5日、フセイン元大統領以下3人の被告が死刑判決を受けた際、人道に対する罪により下級審で無期懲役を言い渡されていた。フセイン元大統領は同年12月30日に、続いて同元大統領の異父弟のバルザン・イブラヒム(Barzan Ibrahim al-Tikriti)元国家情報局長官およびアワド・バンダル(Awad Hamed al-Bandar)元革命裁判所長の両被告が年明けの1月15日に、それぞれ死刑を執行されている。
ほかに旧フセイン政権の与党バース党(Baath Party)の元高官ら3人はそれぞれ懲役15年、より下級の他1人の元幹部は無罪を言い渡された。
写真はバグダッドで12日、政府系のテレビ局アルイラキーヤ(al-Iraqiya)が放映した画像で、法廷で話すラマダン元副大統領。(c)AFP/DSK
同法廷のAli al-Kahachi判事は、ラマダン元副大統領に対する下級審での無期懲役判決を再考する高等法廷の検討会議に出席後、結論が死刑判決となったことを明らかにした上で、「判決は高等法廷および刑事法廷共通の判断」と語った。同判事によると、今回の新たな死刑判決については、自動的に高等法廷の判事らによって再審理されるという。
しかし、ラマダン元副大統領に対し無期懲役を言い渡した下級審での判決を「不十分」として差し戻したのは高等法廷であるため、再審理が実施されたとしても判決が覆る可能性は少ない。
ラマダン元副大統領は死刑判決を宣告された際、「神の前で(自身の)無実を誓う。神よわれを助けたまえ。われに不公正な判決を下した者たちに、神よ復讐(ふくしゅう)したまえ」と叫んだという。
ラマダン元副大統領は2006年11月5日、フセイン元大統領以下3人の被告が死刑判決を受けた際、人道に対する罪により下級審で無期懲役を言い渡されていた。フセイン元大統領は同年12月30日に、続いて同元大統領の異父弟のバルザン・イブラヒム(Barzan Ibrahim al-Tikriti)元国家情報局長官およびアワド・バンダル(Awad Hamed al-Bandar)元革命裁判所長の両被告が年明けの1月15日に、それぞれ死刑を執行されている。
ほかに旧フセイン政権の与党バース党(Baath Party)の元高官ら3人はそれぞれ懲役15年、より下級の他1人の元幹部は無罪を言い渡された。
写真はバグダッドで12日、政府系のテレビ局アルイラキーヤ(al-Iraqiya)が放映した画像で、法廷で話すラマダン元副大統領。(c)AFP/DSK