ゲーツ米国防長官、ムシャラフ大統領と会談へ タリバン掃討強化で - パキスタン
このニュースをシェア
【イスラマバード/パキスタン 12日 AFP】ロバート・ゲーツ(Robert Gates)米国防長官は12日、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領と会談するため、パキスタン入りした。隣国アフガニスタンの反政府武装勢力タリバン(Taliban)掃討を目的とした、北大西洋条約機構(NATO)軍の増派について協議するものとみられる。
これに先立ち同長官は、NATO国防担当相会議やミュンヘン安全保障会議などで各国に対し、展開する3万5000人規模の部隊に人員と物資の両面で協力するよう強く呼びかけた。
タリバンを始め、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関連する武装集団は、パキスタン西北部の国境地帯に広がるトライバル・エリア(部族地区)に潜伏し、アフガニスタンに越境攻撃を仕掛けているとされている。
パキスタン政府は前年9月、地域住民の指導者との間で「タリバン兵であっても平和的に生活していさえすれば追跡しない」とする協定を結んだが、その直後から越境攻撃が急増した。米軍高官らは、パキスタンの国境守備隊が越境攻撃に目をつぶり、結果的にアフガニスタンの治安悪化を招いていると厳しく指摘する。
一方のムシャラフ大統領は、国境の警備がずさんなのは近隣に展開する治安部隊すべての責任だと主張、パキスタン一国では武装勢力を制圧することはできないと述べている。
写真は11日、第43回ミュンヘン安全保障会議でのゲーツ国防長官。(c)AFP/DDP/JOERG KOCH
これに先立ち同長官は、NATO国防担当相会議やミュンヘン安全保障会議などで各国に対し、展開する3万5000人規模の部隊に人員と物資の両面で協力するよう強く呼びかけた。
タリバンを始め、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関連する武装集団は、パキスタン西北部の国境地帯に広がるトライバル・エリア(部族地区)に潜伏し、アフガニスタンに越境攻撃を仕掛けているとされている。
パキスタン政府は前年9月、地域住民の指導者との間で「タリバン兵であっても平和的に生活していさえすれば追跡しない」とする協定を結んだが、その直後から越境攻撃が急増した。米軍高官らは、パキスタンの国境守備隊が越境攻撃に目をつぶり、結果的にアフガニスタンの治安悪化を招いていると厳しく指摘する。
一方のムシャラフ大統領は、国境の警備がずさんなのは近隣に展開する治安部隊すべての責任だと主張、パキスタン一国では武装勢力を制圧することはできないと述べている。
写真は11日、第43回ミュンヘン安全保障会議でのゲーツ国防長官。(c)AFP/DDP/JOERG KOCH