中国、韓国に敗戦も薄氷のW杯アジア最終予選進出
発信地:香港/中国
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【6月12日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)のアジア2次予選は11日、各地で試合が行われ、グループCの中国は0-1で韓国に敗れたものの最終予選進出が決まった。
すでに組首位通過を決めていた韓国は、61分に李康仁(Lee Kang-In、イ・ガンイン)が決勝点を挙げ、地元ソウルで白星を飾った。
痛い敗戦で突破への希望が危うくなった中国だったが、この日3点差以上での勝利が必要だったタイはシンガポール相手に3-1での勝利を収めるにとどまり、チャンスを逃した。
中国とタイは勝ち点で並んで得失点差も同じとなったが、直接対決の戦績により中国の勝ち上がりが決まった。
一方グループFでは、インドネシアが2-0でフィリピンを下し、史上初の最終予選進出を決めた。ジャカルタの6万4000人の熱狂的な観客の前で白星を飾ったインドネシアは、組首位のイラクとともに勝ち上がりを決めている。
グループIのオーストラリアは、ともに突破決めているパレスチナに5-0で勝利。オーストラリアは無失点で2次予選全勝を収めた。
グループAのクウェートは、1-0でアフガニスタンに勝利すると、この日組首位のカタールに1-2で敗れたインド、そしてアフガニスタンを逆転して2位に滑り込み、突破を果たしている。(c)AFP/Peter STEBBINGS