【12月23日 AFP】サッカーオランダ・エールディビジの強豪アヤックス(Ajax)がアマチュアクラブにまさかの敗戦を喫し、「歴史的な低迷」に沈んでいる一年を終えた。

 21日に行われたオランダ杯(KNVB Beker 2023-24)の一戦で、アヤックスはユトレヒト(Utrecht)に拠点を置く4部ヘルクレス(USV Hercules)に2-3で敗れ、アマチュアランク相手ではクラブ史上初の黒星を記録した。

 この試合で2点を先行されたアヤックスは、終盤にブライアン・ブロビー(Brian Brobbey)とチューバ・アクポム(Chuba Akpom)の得点で追いついたものの、後半アディショナルタイムの92分に勝ち越しゴールを決められた。

 この状況に、サッカーライターのウィレム・ビサー氏は「アヤックスは依然として底の見えないクレーターに落ちている」と述べた。

 1900年創設の名門アヤックスは、4度の欧州制覇だけでなくリーグ優勝36回とオランダ杯制覇20回を誇るオランダで最も成功しているサッカークラブであり、今回の敗戦はさらに屈辱的なものとなっている。

 これまでヨハン・クライフ(Johan Cruyff)を筆頭に、マルコ・ファン・バステン(Marco van Basten)やデニス・ベルカンプ(Dennis Bergkamp)ら名選手を輩出してきたが、2023年はその運も低迷。10月下旬にはPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)に2-5で「痛恨」の敗戦を喫し、リーグ最下位に転落した。

 リーグ戦では今季16戦中わずか7勝にとどまっており、現在は5位まで浮上しているものの、首位PSVには勝ち点23差をつけられ、2位のフェイエノールト(Feyenoord)、3位のFCトウェンテ・エンスヘーデ(FC Twente Enschede)、4位のAZアルクマール(AZ Alkmaar)に大きく水をあけられている。

 アヤックスは来年1月14日まで試合が組まれておらず、この難局を乗り越えるための時間は残されている。敵地で臨む次戦の相手は、アヤックスと2ポイント差の6位につけるゴーアヘッド・イーグルス(Go Ahead Eagles)となっている。(c)AFP