【8月28日 AFP】ロシア当局は27日、ウクライナの攻撃による製油所への被害で燃料価格が急騰したことを受け、自動車用燃料の輸出禁止措置を10月31日まで延長すると発表した。

ウクライナは、ロシアの軍事作戦の資金調達を妨げるため、製油所や石油貯蔵施設を繰り返し攻撃している。

世界最大の石油生産国の一つであるロシアだが、国内の燃料価格は高騰を続けているため、これまで数回にわたって対応を迫られてきた。燃料価格は今月、過去最高に迫る水準となった。

こうした状況を受けてロシア政府は「自動車用燃料の輸出を一時的に停止する措置」を実施したとテレグラムへの投稿で発表し、国内市場の安定を図る姿勢を示した。(c)AFP