マスク氏、アップルがチャットGPTを優遇と非難 法的措置表明
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【8月13日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏は11日、米アップルが同社のアプリ市場「アップストア」で自身が率いる人工知能(AI)新興企業xAIの対話型生成AI「グロック」よりもオープンAIの対話型生成AI「チャットGPT」を優遇していると非難し、法的措置を取ると表明した。
マスク氏はX(旧ツイッター)に、「アップルはオープンAI以外のAI企業がアップストアで1位になることを不可能にする行動を取っている。明白な反トラスト法違反だ」「xAIは直ちに法的措置を取る」と投稿したが、主張を裏付ける根拠は示さなかった。
これに対しXユーザーは、新興企業「DeepSeek(ディープシーク〈深度求索〉)」のAIが今年、アップストアで1位を獲得し、米新興企業パープレキシティのAIも最近インドのアップストアで1位を獲得したことを指摘した。
オープンAIとxAIはそれぞれ先週、チャットGPTとグロックの新バージョンをリリースした。
12日のアップストアの無料アプリランキングでは、チャットGPTが1位、グロックが5位だった。(c)AFP