トランプ氏、ペルシャ湾の呼称変更を検討 イラン反発
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【5月8日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は7日、ペルシャ湾について米国での呼称変更を検討していると明らかにした。これに先立ち米メディアは、トランプ氏はペルシャ湾をアラビア湾に呼称変更する構えだと報じていた。
トランプ氏は、来週サウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)を歴訪する際に、この問題について当局者と協議すると述べた。
歴史的にはペルシャ湾として知られるが、アラブ民族主義者がアラビア湾への改名を求めている石油資源が豊富な水域の呼称について、トランプ氏は第1次政権時、「アラビア湾」の呼称を公然と使用し、イランを怒らせた。
トランプ氏はホワイトハウスで、この水域の呼称を変更する構えだとの報道について問われると、「誰の感情も傷つけたくない」と回答。
「この件について説明を受けてから、決定するつもりだ」と付け加えた。
これに対しイランのアッバス・アラグチ外相はX(旧ツイッター)で、「歴史的に確立されたペルシャ湾の名称を政治的動機に基づいて変更しようとする試みは、イランとその国民に対する敵意の表れだ」と反論した。
ペルシャ湾の呼称変更は、トランプ氏が自ら実施したメキシコ湾から「アメリカ湾」への名称変更に触発されたものとみられる。(c)AFP