ドイツでX離れ、国防省も利用当面停止へ
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【1月16日 AFP】ドイツ国防省は15日、実業家のイーロン・マスク氏が所有するX(旧ツイッター)の利用を当面、停止すると発表した。
国防省は「当面、このチャンネルでの積極的な投稿を停止する」と表明。理由として、「事実に基づいた議論が困難になっている」ことを挙げた。
ただし、「偽情報対応など、例外的にXで対応する権利を留保する」としている。
今後の情報共有に関しては、Xと競合する米IT大手メタのメッセージアプリ、ワッツアップを使用する意向を示した。
ドイツでは、Xの利用を一時停止、または完全停止する公共機関が相次いでいる。
先週には60を超える大学がXの利用を停止すると発表。「現在の(Xの)指針は、われわれ教育機関の基本的価値観、すなわち世界に対する寛容さ、科学的な公正さや透明性、民主的な対話と相いれない」と批判していた。(c)AFP