【5月19日 AFP】パレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)中部ヌセイラット(Nuseirat)のアルアクサ殉教者病院(Al-Aqsa Martyrs Hospital)は19日、難民キャンプ内で住宅1棟がイスラエル軍の空爆を受け、少なくとも20人が死亡したと発表した。負傷者も複数出ているという。

 目撃者によると、空爆は午前3時ごろにあった。イスラエル軍は、事実関係を確認中だと述べた。

 パレスチナ解放機構(PLO)の公式通信社パレスチナ通信(WAFA)は、負傷者には数人の子どもが含まれており、救助隊ががれきの下敷きになった行方不明者を捜索していると報じた。

 5月上旬にイスラエル軍が南部ラファ(Rafah)で「的を絞った」作戦を開始して以降も、ヌセイラットの難民キャンプでは激しい戦闘や爆撃が報告されている。(c)AFP