動物行動権カラ提供(c)news1
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【05月17日 KOREA WAVE】韓国・全羅南道光陽のあるマンションの地下駐車場で、「野良猫のせいで被害を受けた」とし、ある住民が化学物質を混ぜた飼料を置いた。そんな情報提供があり、動物保護団体が緊急対応に乗り出した。

動物保護団体「動物行動権カラ」によると、中古取引コミュニティに「駐車場鍬」という題名の掲示文が10日投稿された。

光陽に居住する47歳だという男性A氏は、掲示文に「駐車場にいる猫がバイクのシートに上ってきて、汚された。ストレスを受けた」と主張した。

また「薬を細かく砕いて粉にし、猫の餌に混ぜておいた。どうか、これを食べ、処理されれば」とし、薬を挽く写真を添付して掲載した。A氏は、化学物質の成分や名称は公開しなかった。

A氏の書き込みに対して「食べた子ども(猫)に危険があるのに、いいのか?」という反発コメントも上がったが、A氏は「『子ども』ではなく毛虫(毛がついたゴキブリ)だ」と書いた。

これに関連し、動物行動権カラは「毒物による虐待に遭ったとみられる動物の死体を発見したら、必ず情報提供してほしい」と求めた。現行の動物保護法は、動物を虐待して死なせた場合、3年以下か3000万ウォン以下の罰金に処するとしている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News