【5月10日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)氏がイスラエルへの武器供給を停止する可能性に言及したのを受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は9日、単独で戦うことも辞さない構えを示した。

 ネタニヤフ氏は声明で「われわれは単独で戦う必要があるならば、そうするつもりだ」と述べた。

 イスラム組織ハマス(Hamas)との戦いの進め方に対する国際社会の批判が高まる中、ネタニヤフ氏はここ1週間、同様の発言を繰り返している。

 バイデン氏は8日、イスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)最南部ラファ(Rafah)に侵攻した場合、武器や砲弾の供給を停止すると警告した。国連(UN)によると、ラファには約140万人が避難している。(c)AFP