ローマ教皇、リフトで特別機搭乗 タラップ使わず
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【4月2日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis、85)は1日、2日間の旅程でマルタを訪れるために伊ローマのレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci、フィウミチーノ)国際空港からバチカンの特別機で出発する際、普段のようにタラップを使わず、機体のドアまで乗客を垂直に運ぶリフトを利用して搭乗した。
教皇は先月、急な膝の痛みのために伊フィレンツェ(Florence)訪問を中止していた。
教皇は背中や腰、脚に痛みを引き起こす慢性的な座骨神経痛を患っており、時折、公務を中止している。
今年1月も、膝の痛みのために信者へのあいさつを取りやめたが、一時的な痛みだとして、「年寄り特有のものだと聞いているのに、どうして私に起こるのか分からない」とジョークを飛ばしていた。昨年には結腸の手術を受けた。(c)AFP